やめなきゃいけないって。こんなことするのは逆効果だって。
つらいですよね。
頭ではわかっていてもやめられない…。やればやるほど状況は悪くなっていくこともわかっているのに、自分でその衝動をコントロールできない。その結果、誰が悪いわけでもないのに相手も自分も傷ついてしまう。そしてそんなことの繰り返し。
「やめられないもの」というとどんなものがあるでしょうか。
代表的なのは「依存症」。ギャンブル依存・買い物依存・電話(メール)依存・ネット依存・セックス依存など、依存の対象はさまざまです。
それから「摂食障害」なんていうのも「やめられないもの」のひとつかもしれませんね。
前の2つとは少し並びが違いますが「見捨てられ不安」からくる衝動的な行動も「やめられないもの」としてあげていいのかもしれません。
頭でやめようとすると余計に辛くなる。でもやめたい。
じゃあどうしたらいいの?
こういった症状、カウンセリングで解決することがあります。
頭でわかっていること(言い聞かせていること)=思考。
こころで感じていること=感情。
思考と感情の組み合わせによって出てきてしまう症状=行動。
どうやら思考や行動から解決するのは大変なようです。
無理とは言いません。でもそれにはたくさんの時間と努力(忍耐?)が必要な気がします。
なぜなら、頭でわかっていても、行動をやめようと思っても、感情がいうことを聞かないから。感情に突き動かされてしまう、といった感じなのでしょうか。
だからまたやってしまう。悪循環、自己嫌悪。
わたしたちのカウンセリングでは、このやっかいな「感情」からアプローチをしていきます。
まずこのやっかいな感情を解決し、その結果、思考・行動は自然に消えていく。そういうカウンセリングを行っています。
こんな症状で困っている方、あきらめないでください。
きっと大丈夫です。
もちろん、個人差はありますが(解決しなかった方もいらっしゃいますが)カウンセリングで解決された方がたくさんいらっしゃいます。
これから少しずつ「こんなふうに変わりました」という体験談も随時更新していこうと思いますので、ぜひ参考にされてください。
そこから抜け出してほしいです。
人は変われます。
28歳 女性 Y
以前は摂食障害でした。
それまでは自分が何で食べ吐きをするのか、味も感じないし、罪悪感の毎日。
でも何かを抑えてる感じがずっとありました。
カウンセリングは私にとって、少しずつ自分の気持ちに気付き、何を抑えているのか向き合う場でした。
自分を変えたいから、変わるんだという気持ちに変わりました。
徐々に吐きづらくなり、食べ物の味を感じるようになりました。
そして、自分を責めることが少なくなり、へこんでいる時間が減りました。
自分らしくてオッケーだと自分を認めるようになりました。
今ではもう発作的な症状はありません。
ずっとやりたかったカウンセラーのお仕事が出来るようにまでなりました。