みなさん。性格が変わるってご存知でしたか?
わたしはこのカウンセリングに出会うまで、性格が変わるなんて考えてもみませんでした。
いや、それより前は「性格は変わる」と信じて一生懸命努力をした時期もありました。
本を読んだり、セミナーに参加したり、友達に相談したり、占いに行ってみたり、服装を変えてみたり。
でもどうやっても無理。
わたしってなんでいつもこうなんだろう?と落ち込む一方でした。
だって、性格が変わるっていう本なんかいくら読んでも変わらないし、第一書いてあるとおりにできるんだったら苦労はしないわけだし!
それに、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいとか言われても、言ってることはみんなそれぞれ違うし、いったいどこに合わせたらいいのかもわからない。
そして、それをうまく出来ない自分を責めて、今度は教えてくれない相手を責めて、私を生んだ親を責めて、私が育った環境を否定して、しまいには「私はだめだ…」。なんだか堂々巡りだし悪循環。
そんなとき出会ったのが、今わたしが仕事にしているカウンセリングでした。
ここから少し、そのカウンセリングでの「性格の変え方」についてお話しさせていただきますね。
わたしたちが使っている技法は、まだ日本ではあまり知られていない療法ですが、性格を変えるという部分でかなり効果の高いカウンセリング方法だと思います。
その療法では、わたしたちが持つ「性格」というのは生まれつきではないと考えられています。
どういうことかというと、私たちの心はもともと真っ白い画用紙のような状態で生まれてくると言われています。
私たちは生まれてからいろんな経験をして育つ過程の中で、その真っ白い画用紙に、すこしずつ、すこしずつ、「こういうときはこうしたらいいんだ!」とか、「こういう時はこうしちゃだめなんだ」とか、「こんなふうに扱われる私はきっと○○に違いない」とか、たくさんの感じ方、考え方、行動の仕方を書き込んでいくのだそうです。
たとえば、「お母さんが怖いから、おりこうにしていよう」とか、「両親がほかの兄弟ばかりに愛情をそそぐから、私なんかいないほうがいいんだ」とか、いじめられことをきっかけに「こんなに怖い思いをするのなら人に心を開くのをやめよう」とか、きっと数えたらきりがありません。
その感じ方、考え方、行動の仕方のパターンのことを、私たちは「決断」と呼んでいます。
そしてその「決断」が集まったものを、私たちは「性格」と呼んでいます。
「変わります!」あ、また言い過ぎました。笑。
ただしくは「決断は変わります」。その結果、自分の性格の一部分が変わります。
自分の性格の嫌なところだけ、ピンポイントで変えることができます。
自分で出来るイメージトレーニング(ファンタジーワーク)やワークショップ、個人カウンセリングなどの方法を使って変わることができます。
もちろん!得意不得意、合う合わない、などの個人差はありますが、私自身はこの方法を使って大きく変わることができたと実感しています。