冷蔵庫の中を気にいった容器でそろえてみる。

●なぜそうしたか?  

私の仕事場の近くにはなぜか美味しいものがたくさんあります。仕事柄ひとところに通勤しているわけではないのですが、ランチだって、ちょっと一杯だって、その場所場所によって気にいった行きつけのお店がいくつかあります。

 

楽しいですよ。外食。だって自分で作らなくていいから。

 

しかし外食が続いたある日、なんだかとても疲れを感じました。

「ちょっとテキトウなものを食べ過ぎた」と。これじゃいけない・・反省した私は、今日こそは家でごはんを作らなきゃ!と冷蔵庫を開けました。

しかし冷蔵庫の中を見てがっかり・・・。

 

入っていると思ってたものや使おうと思うものは何にも入ってないのに、いらない調味料や食べるのにかなり抵抗があるいつのお中元かわからないようなゼリーなんかが冷蔵庫の大部分を占めている。完全に作る気が失せてしまいました。

 

「はー。どうやったら作る気になるだろう?」というところから、まずは冷蔵庫の中を整理整頓。そして調味料やストック食品を入れる容器を全部気にいったものでそろえることにしました。

 

 

 

 

●そしたらどうなったか? 

冷蔵庫の中を「見たい」という気持ちから、開け閉めする回数が増えました。

多少不経済ですが、気持ちの上でかなりは効果的でしたよ。

気にいった瓶に何か食べものを入れておきたいという気持ちが出てきて、浅漬けを漬けたり茗荷や三つ葉などの薬味を揃えておいたりするようになりました。

 

そのせいで作りおきしておく楽しさや素材の良さ、賞味期限なんかがわかってきて、お料理が楽しくなりました。

「冷蔵庫に何かある」という状態が続いてきたので、腐らないうちに食べないとという気持ちから外食が減りました。無駄遣いやお付き合いでのお食事を断るようになりました。「作るのが嫌だからテキトウに外食する」ではなくて「外で食べたいときに外食する」といったように、ほんとの意味で外食が好きになりました。